「真の文明は山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さざるべし」――今に生きる田中正造について、環境運動、取り巻く人物、思想的可能性の三つの視角からアプローチし、明治の足尾銅山鉱毒問題から現代の水俣病まで射程に入れて、公共する「いのちの思想人」を描き出す。Windelband Heimsoeth Lehrbuch der Geschichte der Philosophie ヴィンデルバント ハイムゼート哲学史。
シリーズ「公共する人間」は、近世・近代の日本で生まれ生きた5人を取り上げ、その人物と時代とにさまざまな角度から新たな光をあてなおして、公共哲学をさらに深め広げる試みである。英語洋書 初期近代イングランドにおける宗教、魔術、科学の起源【Religion, Magic, and the Origins of Science in Early Modern England】。日本に焦点をすえた所以は、公共哲学のこれまでの傾向は、西欧産の思想と人物はとりあげられるが、東アジアの思想と人物はそれほど重視されないという傾向があることにかんがみ、このアンバランスを是正し、東アジアの優れた遺産の継承と再生をめざす意図に基づく。島田虔次『中国思想史の研究』2002年,京都大学学術出版会,680p+索引。。その手がかりのはじめとしての日本の5人である。呪術とその背景 仁田丸久。
1 伊藤仁斎:天下公共の道を講究した文人学者 片岡 龍・金 泰昌 編
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