ジュネーブ大学で美学と哲学を講じたスイスの哲学者フレデリック・アミエル(1821‐1881)は,われわれには学問的業績よりもむしろこの日記で親しい.1847年より約30年にわたって綴られた内省的な人生記録は,感傷を排して冷酷なまでの自己観察に貫ぬかれ,思想と芸術,自然と人生の諸相の多彩なルポルタージュとして一大偉観をなしている。英語洋書 初期近代イングランドにおける宗教、魔術、科学の起源【Religion, Magic, and the Origins of Science in Early Modern England】。